新しく火葬場を建設します!!
知多南部衛生組合では、建設後50年以上が経過し、老朽化の進行が著しい現在の火葬場に替わる新火葬場を知多南部クリーンセンター北側に建設します。 本施設は、①人生の終焉の場にふさわしい施設、②周辺環境に配慮した施設、③管理運営のしやすい施設を基本的な考え方としています。
現在、令和4年4月からの供用開始を目指し準備を進めていますが、施設の概要がまとまりましたのでお知らせします。
建設場所
〇知多南部クリーンセンター北側に建設
建設予定地は、南知多町と美浜町のおよそ中心に位置しているほか、県道奥田内福寺南知多線により、アクセスしやすい場所に位置しています。 区域の面積は約11,600㎡を予定しています。
施設の概要
〇人体炉3炉、動物炉1炉を設置
現在の火葬場と比べ、よりスムーズな運営が可能となり、ペット火葬ができるようになります。
〇知多南部クリーンセンターと新火葬場の進入路を分離
知多南部クリーンセンターと新火葬場の進入路を分け、故人の尊厳を守る独立性の高いレイアウトとします。
〇施設の周辺には維持管理しやすい樹木を配置
知多南部クリーンセンターとの敷地境界には樹木を配置し、ごみ搬入車両等が見えにくいよう配慮します。
〇駐車場の十分な確保
現在の会葬者数をもとに必要台数を確保します。
〇2つのゾーンに分け、各ゾーンに出入口を設置
施設の延床面積は約1,200㎡です。
各ゾーンで入場から告別、待合、収骨、退場を完結させることで、他ゾーンの葬家と交錯しない計画としています。
告別収骨室は、落ち着いて故人との最期のお別れができる空間を演出します。
また、待合室は、給湯コーナーを設け、より快適なスペースを提供します。
なお、トイレについても車いす用を含め、各ゾーンにそれぞれ設置します。
〇無煙・無臭の火葬炉を設置
火葬炉は、燃焼排ガスを再度高温燃焼する再燃焼炉を設置することで、無煙無臭化を図ります。 また、煙突は、周辺から見えないよう建屋に隠れる形とします。